はなのきコラム

二十四節気(にじゅうしせっき)の雨水(うすい)

こんにちは。

名古屋市西区花の木にある

佐藤歯科クリニック 〜浄心 歯の健康と歯並びのクリニック〜歯科衛生士の福島です。

 

先日2月19日は、二十四節気の雨水(うすい)でしたね。

 

二十四節気(にじゅうしせっき)とは、もともとは古代中国で農業の目安として作られた暦です。

地球と太陽の位置関係で決まる暦で、日本がこの二十四節気を取り入れたのは平安時代だそうです。

 

メジャーなものは春分、夏至、秋分、冬至がありますよね。

よく、「暦の上では・・・」などという言葉をニュースなどで耳にしますが、その暦がまさに二十四節気でしょう。

そして雨水(うすい)とはその二十四節気(にじゅうしせっき)の1つで、「(雪ではなく)雨が大地を潤し、植物が芽を出す」という意味が込められています。

 

空から舞い降りるものが雪から雨に変わり、張り詰めた氷がゆっくりと溶けて水になっていきます。その水によって草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。

 

実は私が、雨水(うすい)という暦があることを知ったのは、20代前半のころ、当時担当していたご年配のある患者様から教えていただきました。

いつも通り「こんにちは」とご挨拶して、

「今日は少し寒さが和らいで暖かくなりましたね」とお声かけしたところ、「今日は雨水(うすい)ですからね」と言われました。

しかし当時無知だった私は、「うすいって何ですか???」とか「どんな字を書くんですか???」とか聞いてしまいました。

その方は優しく教えて下さいました。

 

この時期がやってくると、私はその方とのその時の会話を何となく思い出されて、懐かしく少し温かい気持ちになるのです。

 

さて、「雨水」の日に雛人形を飾ると、女の子が良縁に恵まれるといういいつたえもあるそうです。

まだでしたら今日から飾ってみてもいいかもしれませんよ。

お雛様と言えば、人形によっては口元に歯が描かれているものがあります。

お歯黒になっているものもあったりして、注目してみると面白いものです。

お歯黒は日本古来、主に女性の身だしなみのひとつでした。

身だしなみ以外にも、お歯黒に使う鉄分やタンニンが、むし歯や歯周病の予防にも効果があったともいわれています。

 

お歯黒は、明治時代以降に諸外国との交流とともに衰退し、大正時代には殆どなくなりました。

現代では、お歯黒とは真逆の「白い歯」が身だしなみの常識ですよね。

 

小さなお子様がひな人形のお歯黒を見たら、「お雛様がむし歯だ」とびっくりしてしまうかもしれませんね。

昔は、歯磨き粉やフッ素がなかったから、むし歯にならないように黒いお薬を塗っていたんだよとなんて教えて、歯みがきやフッ素の大切さを教えるきっかけなるといいなと思うのは、職業病でしょうか(笑)

 

今回は暦のお話から、歯の豆知識をお伝えしました(^ ^)

 

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