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東京での「学会」と「睡眠の特別講演」に参加しました。

こんにちは。名古屋市西区にある予防を大切にする歯科医院【佐藤歯科クリニック ~浄心 歯と歯並びのクリニック~】 受付・保育士の山本です。

 

先日 副院長先生とスタッフ全員で、東京で開催された「日本小児口腔発達学会 第1回学術大会」と「アメリカから来日されたオードリー・ユーン先生の講演会」に2日間にわたって参加しました。

    

 

1日目はアメリカ スタンフォード大学・睡眠医学センター臨床教授のオードリー・ユーン先生の日本特別講演会です。全編英語、同時通訳で、小児の睡眠障害と歯科治療について学びました。

 

“睡眠医学は、予防のための治療 そのための医学” だとオードリー先生もその道の権威の先生から教わったそうです。

お子さんのいびきや歯ぎしりなど睡眠時の問題を軽視して、そのままにすることは大きなリスクがあります。

お子さんは夜しっかりと眠れていますか?

いびきをかいて息苦しそうに寝ている場合、昼間に眠気がおきて学習が難しくなったり、おねしょ、ADHD:注意欠陥多動性障害様の行動など様々な問題を引き起こします。

日頃のお子さんの様子で、気になる症状はないでしょうか?

 

これらの症状での歯科受診が、小児の睡眠障害の気付きのきっかけとなります。

また不正咬合と睡眠障害の関連も分かっています。

歯科医師が患者さんと直接関わり治療していく中で、睡眠についての知識を持ち、しっかりと評価・診断し、年齢や症状に応じた治療をする事の重要性を学びました。

 

また「いびきはどこからきているのか?」  映像を見ながら教えて頂きました。

鼻気道が狭くて空気の通り道が充分になかったり、舌の後ろが落ちこんで狭まっていたり、両側の扁桃腺が原因になっていたり…

内視鏡カメラで撮られた映像は どこでどうやって気道が閉塞しているのか大変わかりやすかったです。

こんなに鼻気道が狭窄していたら息がしっかりできず苦しいだろうと、切実に感じました。

いびきは子どものSOSです。脳にも十分な酸素が届きません。

睡眠障害として見落としてはいけないと感じました。

 

これらの症状を歯科で診て気付いた時、しっかりと適切な時期に顎を成長誘導し、鼻呼吸を確立し、呼吸・咀嚼・嚥下・発語の機能的な発育がさかんになる時期に治療をすることは

将来のその子の健康において大きな意味があると再確認できました。

佐藤歯科クリニックのメンバー全員が一日かけて膨大な知識を得て帰ってきました。

ここで全てをお伝えすることは難しいですが、お子様の症状で気になる事があるお父様、お母様に積極的に伝えていきたいです。お気軽にお尋ねください。

 

 

    

そして学会では、当院の2名のメンバーがポスター発表をさせていただきました。

管理栄養士の宮下と歯科衛生士の福島が それぞれの得意分野で全国から集まった歯科医療従事者の前で発表し、歯科で情熱をもって小児の口腔機能発達に関わる様々な職種の方と交流を深めてきました。

今回の学会では口腔機能支援士ORFSオルフスの勉強もして、全員が口腔機能支援士の資格を取得してきました。

歯科医師や歯科衛生士だけでなく、管理栄養士や整体師、理学療法士、助産師、保育士、言語聴覚士など様々な職種の方がお子さんの健全な口腔機能の発育と健康な体に成長する為に必要な治療をするためにタッグを組んで同じ目標に向かって一緒に取り組むための勉強でした。

日本全国に子どもたちの健康を願ってこんなにもいろいろな職種の方が歯科で働いているのだと心強く感じる熱い空間でした。

 

沢山の学びを日々の診療に落とし込んで、目の前の子どもたちと悩みを共感しながら、よく噛んでよく食べられるお口の健康は発育を。さらに全身の健康な大人に成長する手助けができるようスタッフ一同気持ちを新たに頑張ります。

クリニックでお待ちしております。

 

 

✨Tokyo Night✨

  

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