【姿勢について】

こんにちは。名古屋市西区「佐藤歯科クリニック」歯科衛生士の荷川取です。

先日、GranRoots 整体院 院長の田中先生に講義をして頂きました。
当院で導入している「歯と姿勢アプリ」の使い方や、全身の筋肉・姿勢などについて教えて頂きました。

当院で行なっている小児矯正では、お子様の全身の姿勢の指導もさせていただいています。
田中先生から、小児に起こりやすい悪い姿勢の種類をいくつか教えていただきました。

お子さんに多い良くない姿勢は、頭（首）が前・顎が上がる「フォワードヘッド」という姿勢だそうです。
呼吸が浅く、ゲームやタブレットを見て下を向いている時間が長いとなりやすい姿勢で、膝が曲がっていることも多い姿勢です。

膝が曲がっている（伸びない）ということは、常にスクワットしている状態と同じなため、疲れやすくなります。

そして、頭（首）が前に出やすいと言うことは、舌骨の位置が変わり、口呼吸の原因になります。口呼吸は、歯並びが悪くなる原因に大きく関与しています。

また、姿勢には靴のサイズも重要になってきます。田中先生から「靴はケチらない‼‼」とお言葉をいただきました😌
足に合った靴を履くことが大切で、指先から1センチ空間があるのがベストだそうです。小さすぎても、大きすぎても、5本の指を使えていなく、O脚やX脚の原因にもなります。
足は基礎です。基礎が崩れたら、姿勢が悪くなります。

姿勢なんて歯並びと何の関係もない。と思われるかもしれませんが、
姿勢が悪い→呼吸がしづらい→口呼吸→舌が正しい位置にない→顎が正常に成長しない→歯並びが悪くなる
と言うふうに、全てが繋がっているのです。

私たち、歯科医師・歯科衛生士は姿勢の専門家ではないですが、このように定期的に整体院の先生にお世話になりながら、学び、知識をつけ、皆様に正しい情報をお伝えできるよう努めます。また「歯と姿勢アプリ」で患者様に分かりやすく姿勢について説明できるよう、活用していきます。

お子様やご自身の姿勢で心配がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

アプリでの姿勢診断は、1分ほどでできます😊