【洗口液と液体歯磨き】

こんにちは。名古屋市西区「佐藤歯科クリニック」歯科衛生士の荷川取です。

皆様、洗口液（マウスウォッシュ）や液体歯磨き（デンタルリンス）をご存知でしょうか？

一度は使われた事があるのではないでしょうか？

どちらも、液状の口腔ケア用品で、口臭を防いでくれたり、お口の中を爽快にしてくれます。

配合されている薬用成分によっては、虫歯や歯周病などを予防するものもあります。

実は、洗口液（マウスウォッシュ）と液体歯磨き（デンタルリンス）は、少し用途が違います。今回はその違いをご紹介したいと思います。

［洗口液（マウスウォッシュ）］

歯磨きができない時や時間がない時に手軽にお手入れできますが、むし歯や歯周病の原因となる歯垢（プラーク）は、歯ブラシやデンタルフロスなどでこすらなければ落ちません。
したがって、原則普段の歯磨き後に口に含んですすぎましょう。
使用後は水ですすぐ必要はなく、むしろすすがないほうがより効果を期待できます。

［液体歯磨き（デンタルリンス）］

洗口液とは異なり、歯磨きをする前に使用します。研磨剤が含まれていないため、歯面を傷つける心配はありません。
口に含んですすいだら、歯ブラシで磨き、軽く水ですすぎましょう。

洗口液も液体歯磨きも、薬局などで色々な種類が出ていますが、一度裏面を見て、洗口液か液体歯磨きか確認してみてくださいね🙂

当院では洗口液や液体歯磨きとは別で、ポイックウォーターを推奨しています。

ポイックウォーターとは、電解機能水です。

超純水と塩を電気分解して作られるもので、副作用もなく安全なため、お子さんから高齢者、妊婦さんでもご使用いただけます。

ポイックウォーターの大きな特徴として、たんぱく汚れを分解できるため、歯みがき効果を高めることが可能です。

使い方は簡単で、約10㏄のポイックウォーターをお口に含み、20秒間強めにぶくぶくうがいをするだけです。

ポイックウォーターは、毎日の歯磨きの前でも後でもお使いいただけます。
むし歯や歯周病を予防したい方、口臭が気になる方、入れ歯やインプラントを使用している方、妊娠中などで歯磨きがしにくい体調の方、矯正治療などでお口の中が汚れやすい方などに効果的です。

ポイックウォーターは、当院で販売しております。
治療やメインテナンス前にポイックウォーターでのブクブクうがいをご協力していただき、ありがとうございます。

ポイックウォーターについて気になりましたら、お声がけください🙂