現在の日本は既に超高齢化社会になっており、今後確実に　ますます加速していく事がわかっています。

2030年（今から１２年後）には、日本のほとんどの県で30%以上が高齢者となり、社会保証制度が維持できるか厳しい状況になります。

出生率の減少で人口は減少し、2060年（今から４２年後）には、日本の人口は昭和３０年代と同じ水準まで減少し、そのうちわけは昭和３０年代と子供と高齢者の人数が逆転する！！という概算があるそうです。

 

今までもニュースなどで、ぼんやり認識はしていましたが。

これほどの危機的状況を改めて認識し、医療に携わる人間として　今後どのように活動していけばよいのかを考える一端となりました。

 

今までは、自分の行いたい治療や、求められる事。

そういった事だけを考えて、知識・技術を増やすことに懸命になっていました。

でも、この日本という国で今まで安全に安心して生活させてもらってきて。

目の前もことも大切だけれど、もっと大きな目で全体も見ないといけないなあと感じました。

 

これから高齢者がますます増えることがわかっているのならば、もっとお年を召された方が健康に長生きできるように、歯科から携わりたいなあと思いました。

自分も未来、高齢者になるのだから。自分だったらどんな高齢期を過ごしたいかとイメージを持って考えていきたいと思いました。

 

そして、これからの未来を支える子供達。

大切な子供達が、健康で強い身体と心を持てるように。

歯科からのアプローチを大切にしたい！！とますます強く思いました。

 

新しい視点を学べた、とても有意義な１日でした。

 

講師の生田先生、本当にありがとうございました。