お子様のためのコラム

リガ・フェーデ病 

こんにちは。

名古屋市西区にある予防歯科の歯医者さん

佐藤歯科クリニックです。

今回の歯の健康コラムは「リガ・フェーデ病 」についてお伝えします。

聞き慣れない病名だと思いますが、1000人のうち1人〜2人の割合の子にみられます。(研究によって確率は違います)

リガ・フェーデ病とは、新生児(0歳の赤ちゃん)の舌下部に褥瘡性潰瘍ができることで、原因は先天性歯(生まれた時に生えている出産歯と、新生児期に生えてくる新生歯を合わせて先天性歯とよぶ)による刺激で起こります。

先天性歯はほかにも”魔歯”なんて呼ばれることもあります。

わかりすく言いますと、早くに生えた下の前歯によって舌の裏側がこすれて傷になってしまうことです。

舌下部の褥瘡性潰瘍による痛みのため、赤ちゃんがずっと泣いたり、授乳量の減少や摂食困難がみられることが多いです。
お母さんの乳首も傷つく事もあるので、それにより授乳に支障がでることもあります。
 
対処法としては、下あごの前歯の刺激を取り除くことが第1選択となるため、歯科医院を受診して、前歯のとがっている部分を削って丸めてもらうことが効果的です。
下の前歯の鋭端を丸めても症状が治まらない場合、抜歯も適応になりますが、
先天性歯が過剰歯ではない場合は乳歯が1本足らない状態になりますし、新生児の赤ちゃんのレントゲン撮影や抜歯はなかなか大変なこともあります。
 
保護者の方は赤ちゃんの様子から、先天性歯の有無や、舌の裏側に潰瘍ができていないかを注意してみて頂けたらよいと思います。
そしてリガ・フェーデ病が疑われるようでしたら、なるべく早く歯科医院を受診するようにしましょう。
 
下唇を巻き込む癖のある乳幼児では、舌の裏側だけではなく下唇の裏側にも潰瘍ができることがあります。
 
いずれにしろ、赤ちゃんのうちから歯科医院を受診し、お口のなかを歯科医師や歯科衛生士にチェックしてもらう事が大切です。
毎日のホームケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアを上手く行って、赤ちゃん時代から健口を目指しましょう。
 
 
🍀佐藤歯科クリニックは名古屋市西区にあります。
名古屋市営地下鉄 鶴舞線「浄心駅」5番出口から徒歩3分、
医院専用駐車場4台完備で、とても通いやすいです。
地下鉄「浄心駅」(浄心の交差点)から、西へまっすぐ歩いてください。2つ目の信号「天神山」の交差点の南東かどに佐藤歯科クリニックはあります。
有名なお肉屋さん「横関さん」の隣です。
 
🍀予防歯科を土台としたむし歯治療・歯周病治療はもちろん、小児歯科や小児予防矯正(MRC歯並び治療)にもとても力を入れています。
お子様がこわがらないで楽しく通っていただけるように、色々な取り組みを行っています。
どうぞご家族皆様でお越しください。
 
 
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