どういう事かというと、食事のおけいこの過程で、お母さんに教えてもらったり、サポートしてもらったり、手伝ってもらったりする。そして、上手くできたり、出来なかったりする中で、誉められたり、叱られたりする。そうした母親とのやりとりを通して、関係を深めていく。
スプーンやフォーク、はしといった道具を使って、こぼさないように、「自分で」食べる。
それは、社会に出る準備をしていることを意味する。
バランスよく食べるとか、好き嫌いなく食べさせる、決まった時間に食べる、といった「よい食習慣」も、食事のおけいこと共に学ばせることが重要という事です。
3歳でお箸までしっかり使えるようにはならないので、コツコツと教えていくのですが、「きちんと教えよう!」と気負ってしまうと、ついつい食事中にガミガミ言ってしまいます。でも子供を叱りつけながら食事をするのは良くないです。
子供を褒めながら、「おいしい、一緒に食べられて最高に幸せ!」と言いながら食べるようにしたいです。
では野菜の栄養について考えてみましょう。
栄養素は大きく分けて5つあり、五大栄養素と言われています。
5大栄養素:①タンパク質 ②脂質 ③糖質 ④ビタミン ⑤無機質 の5つです。
野菜にはビタミンや無機質が多く含まれ、脳への働きを大きくします。子供が物事を落ち着いて考えられるようになります。
また野菜にはせんい分も含まれるので、体内に摂取してしまった添加物などの毒素を体外へ排出させる働きがあります。
現代の食生活は大量の添加物にさらされているそうです。そういったものをきちんと体外へ排泄するためにも、野菜は大切なのですね。
野菜は献立にたっぷり入れたほうがいいです。
大人は1日350g、子供(園児)で160gが目安です。
愛知県人は歴代野菜不足【全国ワースト1】で、240gしかとれていないそうです。
愛知県人は麺類(うどん)が多く、そこに入れる野菜が少ない傾向にあります。
私も麺類が大好きで、野菜不足になりがちなので、とても納得しました💦
今回 食育として子供が野菜をどんどん食べられるように というテーマでお話しを伺わせて頂き、大変勉強になりました。
食べる事は一生のことであり、人の身体と心は 食べたものからできているので、
子ども達が楽しく美味しく野菜をたくさん食べる習慣がつくように、
幼いうちから関わっていきたいと思いました。
そして美味しく食べるためには、健康なお口が絶対に必要ですし、
むし歯がなく、きれいな歯並びであってはじめて、食べ物をしっかり咬み 栄養をしっかり吸収することができるので、
歯科から子供達の健康に貢献していきたいと改めて考えました。
ご指導頂きましたKAKU・サテライト・クッキング 加来良子先生
ありがとうございました。
佐藤歯科クリニックは食育についても勉強を重ね、みなさまに上質な情報をご提供できるようにしております。
食べることとお口の成長はとても深く関係しています。
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