こんにちは。口腔から全身を診る「佐藤歯科クリニック」 副院長 佐藤真由子です。
先日、母校 愛知学院大学で行われました歯科衛生士フォローアップセミナーへ、当院チームクルーの歯科衛生士 福島さん、志賀さんと一緒に参加しました。
ずっと勉強したいと思っていた筒井照子先生のお話が聞ける貴重な機会で、衛生士さん向けのセミナーなのですが、私も意気揚々と会場に向かいました。
が、家を出るのが予定より遅れてしまい、駐車場がどこも一杯で。車を何とか遠くの駐車場にとめてダッシュする事になりました。
楠本キャンパスまで走りながら、学生時代 遅刻しそうになり駅から走った記憶が蘇りました(笑) 懐かしかったです。
そして息もきれぎれになんとか間に合い。座ってみたら、そこはかつて何回も試験を受けた大教室で。
ああ、ゴシックアーチの問題 解けなかったな・・・など色々な記憶が蘇り。懐かしかったです(笑)
講演のテーマは「態癖(たいへき)ー力のコントロール、からだ・顔・バランスケアーお口の健康を保つために」でした。
・歯科臨床は「炎症と力のコントロール」が大半を占めます。要は感染症以外、みんな力のコントロールといえる。
・咬合には①補綴学的咬合と②生理学的咬合の2つがあり、生理学的咬合での診断を行い その原因(顎口腔機能障害や炎症)を取り除き、補綴学的咬合で補えばよい。
・表題にもある「力の診断とコントロール」とは顎口腔機能の診断と回復を意味し、咬合療法とは生理学的咬合を臨床応用する事、口腔が壊れてしまった原因を考え、取り除けるものは取り除き、力のバランスを回復させる事である。
そして咬合療法を行うためには、患者様、歯科衛生士、歯科医師、歯科技工士の四者がそれぞれの責任分担をしっかり把握し、考え、行動する事が治癒への最短距離である。
・生きていくとは、バーティカルディメンジョンが低くなる事である。その事を理解し、患者様を発症前の機能に近づけるように治療していく。
・・・などなど。
知らなかったことが沢山学べて、大変勉強になりました。
すごい衝撃を受けました。これからしっかり勉強しようと思いました。
また、自院のチームクルーと一緒にセミナーに参加するのが夢だったのですが。
その夢が開院前に叶って、とても嬉しかったです。これからも色んな勉強を一緒にしていきたいです。