花の木ブログ

MRC矯正 セミナー参加

こんにちは。名古屋市西区花の木にある予防歯科に土台を置いた歯医者さん「佐藤歯科クリニック」副院長 佐藤真由子です。

 

矯正治療の予防を突き詰めていくと、小児期からの口腔育成が大切になります。

 

MRC矯正とは、オーストラリアで考案された 小児期に行うお口のトレーニングの必要性を説いた矯正メソッドです。

不正咬合の原因となるお口の中の悪いクセである「口呼吸」「悪い舌の癖」「良くない飲み込み方」を、1日2〜3分のトレーニングを行い 正していくことで、本来子供が持っている正しい歯並びを促し、呼吸を改善し、健康全体にとって大きなメリットが得られる治療です。

この姿勢の改善の為のトレーニングを「アクティビティー」と呼びます。

アクティビティーの他に、正しい舌の位置や 口の周りの筋肉の訓練のために「マイオブレース」というマウスピースのような形の装置を使用します。

また、顎を拡げたり、前方に牽引する治療が必要な場合は、拡大装置を使用する事もあります。これにより上顎がひろがり、舌房の確保ができるようになります。

 

今回、セミラピッド拡大装置のbb1(バイオブロック)という装置のセミナーを受講して参りました。

 

昨年から学びに行かせて頂いている静岡市の「アヒルの子歯科」へ、佐藤歯科クリニック歯科衛生士の福島さんと一緒に行って参りました。

院長の塩田先生の講義からスタートです。

bb1は一般的な拡大装置とは異なり、7−8歳のゴールデンエイジで使用すれば正中口蓋縫合からの拡大が期待できることを初めて知りました。

要するに、歯だけの移動ではなく、上顎の骨が広がり前方成長を促すという事です。

その効果を期待するには、7−8歳で使用することが大切ですし、さかのぼって2年程前の5−6歳で習癖改善を行い

正しい姿勢(舌、呼吸、嚥下)が獲得されていることが重要だとわかりました。

 

次に歯科技工士の小澤先生からbb1装置の構造・調整法について講義と実技を交えたレクチャーを受けました。

実際に装置に触れて、プライヤーを使い調整の仕方を習えたのは、とてもよかったです。拡大ネジの回し方も今までとは量が違い難しかったので、実際にやってみれて本当によかったです。

 

続いて、歯科衛生士の薩川さんより、実際の処置の流れと患者様への説明のポイントについてレクチャーを受けました。

お母様とお子様ご本人に、どのように伝えたらよいのかが非常に具体的にわかりました。

今までbb1セミナーはDr.だけの参加だったそうなのですが、今回からスタッフも一緒に受けるスタイルになりました。

それは実際の診療で、患者様やご両親と触れ合い、ご説明さしあげる立場のスタッフが一番理解している必要があるという、塩田先生のお考えからです。本当にその通りで、今回 私もチームクルーと一緒に受講できて本当に良かったと思いました。

 

セミナー後は受講生の皆様と、塩田先生、小澤先生、薩川さんを囲んで懇親会に参加しました。

静岡名物の桜エビ・生しらす(あんな大量に盛られたものを見たのは初めてで、大好物なのでテンション上がりました^ ^)

桜エビのかき揚げ、お寿司、お刺身、黒はんぺん、、、などなど。

とても美味しくて幸せでした♪

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実はこの日は名古屋は雪で。

朝の新幹線は1時間以上の遅れがでて大変でした。

帰りはちゃんと帰れるか心配でしたが、問題なく新幹線は動いていて帰宅できました。

 

今日学んだことをしっかり整理して、佐藤歯科クリニックに来てくださる皆様に貢献したいと思います。

MRC矯正のご興味のある方、お子様の歯並びにお悩みがございましたら、佐藤歯科クリニックまでお気軽にご相談くださいませ。

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