こんにちは。
名古屋市西区花の木にある佐藤歯科クリニック 〜浄心 歯の健康と歯並びのクリニック〜
歯科衛生士の福島です。
現在、新型コロナウィルス感染拡大で日本全国に発令された緊急事態宣言により、不要不急の外出を自粛し、一人ひとりが感染防止に取り組む必要があります。
そこで、お家で楽しく過ごせて、お口の機能を高めるチャレンジをご紹介したいと思います😊
皆さんは、風船をお口でふくらますことが出来ますか?
わたしが提案するのは、《風船ふくらましチャレンジ》です‼️
最近の子どもたちは、お口のまわりの機能を使わずに育つことで、「舌」や「唇」など筋力が弱くなっています。
お口の機能の発達が遅れたり 不十分なことで、ろうそくを吹き消すことが出来ないお子さんもいるほどです。
昨年、当院で🎃ハロウィンパーティ🎃を行った際、風船をふくらますゲームをしたところ、上手にふくらませる子もいましたが、出来ないお子さんもたくさんいたことが事実です。
びっくりしたことは、保護者の方からもできないという声が上がりました。
⬆️昨年10月のハロウィンパーティの様子🎉😊
風船を口だけでふくらますことは、ちょっとしたコツと、呼吸法、お口の周りの筋力が必要になります☝︎
お口で風船をふくらます練習をすることは、呼吸法やお口の機能を高めるトレーニングに役立ちます。
練習でふくらませた風船は、後でお家の中で遊びに使ったり、風船に顔や好きな絵をかいて遊んだり、たくさんふくらませた風船を飾っておくだけでも、楽しい気分になるかもしれません。
ここで、お口で風船を膨らます際の、ちょっとしたコツを伝授いたします。
①風船を手で少し伸ばして、柔らかくしておく
②口にくわえたら、鼻で息を吸って口でふくらます
③ふくらます時の口の形は、「す」の時の唇で、ほっぺたはふくらませず、すぼめる感じ
④お腹に力を入れて息をはく(腹式呼吸)
⑤背筋を伸ばし、正しい姿勢で行う←これ結構重要です!!
お子さんの場合、お口の機能の発達が不十分なことは、食べる機能、話す機能、歯並び、全身の機能にまで影響があります。
現代病ともいわれる「お口ポカン」は様々な感染症にかかりやすい原因の一つです。
お口の機能を高めることは、感染症予防にも役立ちます。
また、お子さんだけでなく、保護者の方もこのトレーニングを一緒に行うことは、腹筋を使ったり、お口の周りの筋肉を鍛えるので、アンチエイジングに役立ちます。
ご高齢の方も、お口の機能の衰えを防止することは、誤嚥を防ぎ、全身の健康に良い影響を与え、免疫を高めることも可能です。
今こそご家族全員で、お家でお口のトレーニングしてみませんか?😊