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Stay Homeで見直そう!管理栄養士が教える《お口もカラダも健康に過ごすための食生活》おやつ編

みなさんこんにちは!

名古屋市西区~浄心 歯の健康と歯並びのクリニック~

歯科助手・管理栄養士の宮下です。

 

新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出自粛が要請されお家で過ごす時間が増えている今、これまで当たり前だった日常生活を制限されることで精神的な負担やストレスを感じやすくなっていることと思います。

 

その中で「食べることが唯一の楽しみ」というような声をよく耳にします。

 

このように思われること自体を注意するつもりは全くありませんが、歯科で働く管理栄養士として

“好きなものを好きなだけ食べる”ことで虫歯や生活習慣病になるリスクが高くなる可能性がある

ことを心配しています。

 

そこで今回のブログではおやつの食べ方を中心に、

お口や全身を健康に保つための方法をお伝えします!

 

みなさんは虫歯がどのようにできるのか、ご存知ですか?

 

「歯がきちんと磨けてない」、「甘いものを食べるとなりやすい」とイメージされると思います。

詳しくご説明しますと、

お口の中の虫歯菌(ミュータンス菌)が活動するために、エネルギー源のエサとして砂糖を取り入れます。

そしてエネルギーが作られた後、虫歯菌はいらなくなったものを乳酸としてお口の中へと出し、この乳酸が歯を溶かすことで虫歯ができます。

 

 

 

虫歯菌の数や歯の強さ、唾液の中和力など個人差があるため虫歯のなりやすさや進行の速さも人それぞれではありますが、虫歯を予防するために砂糖の摂取量をコントロールすることはとても大切です!

 

また、砂糖(特に白い砂糖)は消化・吸収されやすく血糖値が急上昇、急降下します。

そしてまた血糖値を上げるために甘いものが欲しくなり、甘いものを食べないとイライラしてしまいます。

それだけではなく甘いものを食べておいしいと感じるとき、脳内では幸せと感じる物質(βエンドルフィン)が分泌されます。

適量なら問題ないですがこれが過剰に分泌されてしまうと感情をコントロールできず、もっと食べたいと感じるようになります(中毒性)

この中毒性は薬物依存と同じメカニズムと言われています。

 

砂糖にはおいしさを感じる反面、血糖値の乱れによるイライラや中毒性があることを理解していただけてでしょうか?

 

ぜひお家で過ごす時間の増えた今、砂糖がいっぱいのお菓子やジュースをだらだら食べていないか?

ご自身やお子さん、家族の方でイライラが増えたり中毒性になったりしていないか?

振り返ってみてください。

 

おやつの内容や食べ方を変えると穏やかに過ごせるようになるかもしれませんよ♫

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

次回は同じテーマで食事内容編をお届けしたいと思います😊

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