みなさん、こんにちは。
名古屋市西区 「佐藤歯科クリニック」~浄心 歯の健康と歯並びのクリニック~
歯科助手・管理栄養士の宮下です。
緊急事態宣言が解除され学校の再開やお店の営業が始まりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための行動は引き続き求められています。
新型コロナウイルスに限らず、様々な病気を「予防」することは健康でいるために大切です。
新型コロナウイルスは重症化すると肺炎が進行しますが、風邪による鼻水やのどの痛み、歯肉炎や歯周炎、アレルギーや花粉症など「炎症」による身体の症状はたくさんあります。
「炎症」は体内に異物(細菌やウイルスなど)が入ってきた時に、それらを排除するために白血球が戦っている時に起きます。
この時 体内では活性酸素と呼ばれる物質が増えて、体を傷つけやすくなっています。
炎症から自分の身体を守るためには免疫力を付けたり、活性酸素を抑えるたりする必要があるため、食事でも以下の栄養素を意識して摂るようにしてみてください。
①タンパク質
過去のブログでも何度か話題にあげましたが、たんぱく質は身体の材料となるだけではなく免疫細胞を作ったり活性を高めたりします。そして活性酸素を抑える抗酸化作用のある酵素の材料にもなります。
タンパク質には卵や肉、魚、豆腐などがあります。
サラダチキンや缶詰は調理済みで手軽に食べられるので活用してみてください😊
②ビタミンエース
ビタミンA,C,Eの3つを合わせてビタミンエースと呼び、一緒に食べることで抗酸化力をアップします。
・ビタミンA
皮膚や鼻、のど、肺などの粘膜を作りウイルスが体内に入るのを防ぎます。
ニンジン、カボチャ、ほうれん草、モロヘイヤなど緑黄色野菜に多く含まれています。
油で炒めたりマヨネーズやドレッシングと一緒に食べたりすると吸収率がアップします!
・ビタミンC
活性酸素を抑えるだけでなくコラーゲンの合成に関わっています。コラーゲンは歯茎の材料であるため、歯肉炎の予防にもなります。
柑橘類やキウイ、イチゴ、ブロッコリー、赤パプリカ、じゃがいもなどに含まれています。
水に溶けやすいため食材の洗いすぎは避け、煮物やスープは汁ごと食べるようにしましょう。
・ビタミンE
抗酸化作用として細胞膜に存在して活性酸素からの攻撃を守っています。
ナッツやゴマ、アボカド、ウナギ、カボチャなどに含まれています。
他にもたくさんの栄養素がありますので今後もお伝えしていきたいと思います。
好きなものをおいしく食べることも大切ですが、体が必要としている栄養素を意識して摂って元気に過ごしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
🍀🐏🍀🐏🍀🐏🍀🐏🍀🐏🍀🐏🍀🐏🍀🐏🍀🐏🍀🐏🍀🐏