今日は みなさんも子供の頃に体験した事がある方も多いと思います
お話ししようと思います(^_^)
私たちは毎日 歯についた細菌の塊である歯垢(プラーク)を落とす為に 歯磨きをしています。
しかし歯磨きをして完璧にプラークを落とせていますか?
と聞かれたら、自信のない方も多いのではないでしょうか。
誰しも磨くのが苦手な場所や、磨き癖というものがあります。
そしてプラークは黄白色をしており、見た目だけではなかなか歯と区別がつかず、分かりにくいのです。
そこで赤などの色素でプラークに色をつけて、分かりやすくするものが『 染め出し剤 』です。
染め出しにより、プラークが染まるのは
染め出し剤の色素が、プラークの中のタンパク質と多糖類に結合するからです。
一般的にみなさんが染め出しで思い浮かべるのは
『 赤色 !!』ではないでしょうか。
実は、染め出し剤の中には、赤と青の2種類の色素が
混ざったタイプのものもあるのです。
当院でも、2種類の色に染まる 染め出し剤を使用しています。
《 メルサージュPCペレット 》
この染め出し剤の特徴は 古いプラークと新しいプラークを
なんと2種類の色で判別する事ができるのです!
青色(青紫色に染まる)→何日も落ちていない古い硬いプラーク
赤色→新しいプラーク
どちらの色に染まった部分が、よりリスクのある所か
お分かりですよね。
染め出しをして色がついた所=自分の苦手な場所 です。
そして特に 青紫色に染まった部分は
毎回 毎回 磨き残してしまっている場所なのです。
当院では、お子様だけではなく
大人の方にも、染め出しをさせていただく事が多いです。
よく、『 わぁ〜子供の頃にやった以来です〜!』と
興奮される患者さんがいらっしゃいます。笑
歯磨き指導の際や、メンテナンスの際にも染め出しをし、
その都度、ご自身の磨き癖を 確認していただき
どのようにしたらプラークを落とすことが出来るのか
歯科衛生士による指導も行っております(*^^*)
日々の歯磨きを見直すきっかけにもなりますので
歯磨きの腕をあげて、いつまでも自分の歯を
自分で守っていきましょう!!!