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「よく噛むことと唾液のチカラと虫歯予防」

みなさんこんにちは!

佐藤歯科クリニック~浄心 歯の健康と歯並びのクリニック~

歯科助手・管理栄養士の宮下です。

 

2021年が始まりあっという間に1か月が過ぎました。

まだまだ寒い日が続いていますので体調に気を付けていきましょう!

 

みなさんは、「虫歯です」と言われたときどのような原因を考えますか?

「歯みがきをしっかりやらなかったから虫歯になってしまった。」

「甘いものを食べたから虫歯になってしまった。」などがあると思います。

 

むし歯はたくさんの要因が重なってできるのですが、簡単に言うと虫歯菌が食べ物(糖)をエサにして細菌の塊(プラーク)を作ります。

さらに虫歯菌はプラークの中で糖をエサにして酸を生み出します。

この酸によって歯が溶けて虫歯ができます。

 

今回のブログでは唾液と虫歯予防についてお話したいと思います。

よく噛むレシピも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

 

~あなたは唾液をたくさん出せていないかも!?~

 

まずは虫歯予防の面から見た《唾液のチカラ》を紹介します。

 

①歯をキレイにする:自浄作用

 歯や歯の間についた食べカスやプラーク(歯垢)を洗い流します

 

②お口の中を中和させる:緩衝作用

 食べたことで酸性に傾いたお口の中のpHを中和させます。

 

③お口の中の細菌と戦う:抗菌作用

 お口の中の細菌が増えないようにします。

 

④歯を修復する:再石灰化作用

 酸によって溶けた歯の成分を歯に戻して修復します。

 

ここまでで唾液のチカラが虫歯予防になることを実感していただけたでしょうか?

 

そんな唾液をたくさん出す方法の1つがよく噛んで食べることです!

よく噛むことで唾液腺が刺激され、唾液をたくさん出すことができます。

 

反対によく噛まずに食べてしまうと唾液の量が少なく、唾液のチカラが発揮されなくて虫歯になってしまうとも言えます。

 

ここからはよく噛む方法とレシピを紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてください!

 

≪よく噛む方法≫

・水分で流し込まない

 お水やお茶、スープなどで流し込んでしまうと噛む回数が少なくなってしまいます。水分は食後に飲むようにして食卓に置かないようにしてみてください。

 

・食材を小さく切りすぎない

 特に小さなお子様がいるご家庭では食べ物を1口サイズにしたくなると思いますが、前歯でかぶりついて1口量を覚える時期でもありますので、大きめのおにぎりや野菜スティックなどをおすすめします。

 

・1品に違う食感のものを取り入れる

 ごはんやラーメン、ハンバーグ、カレーライスなどあまり噛まなくても食べられてしまう料理に、野菜やきのこ🍄などをプラスすることで噛み応えが生まれ、噛む回数をUPさせられます。

 

最後に、「カレー粉とトマト缶で作るキーマカレー」を紹介します。

キーマカレーというと食材がみじん切りになっているイメージがあると思いますが、このレシピはよく噛むためにそうしていません!

さらにカレールーを使わないので油の摂りすぎを防げます。ぜひ作ってみてください!

 

よく噛んで唾液をしっかり出して虫歯を予防しましょう😊

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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