こんにちは。
名古屋市 西区 浄心駅から徒歩3分。
駐車場4台完備でアクセス良好。
保育士常駐で無料託児。プライバシーに配慮した完全個室診療室。
予防歯科を土台に、歯周病治療、小児矯正治療に力を入れる歯医者さん。
「佐藤歯科クリニック」副院長 佐藤真由子です。
先日、名古屋で2日間にわたって行われました
「アンチエイジング歯科学会」に参加して参りました。
以前からアンチエイジングに興味があり、アンチエイジングと歯科の関係を知りたいと思っていました。
尊敬する森永宏喜先生がアンチエイジング歯科学会でご活躍されており、入会したいなあと思いご相談したところ、薦めていただき。また森永先生のセミナー後の懇親会で学会理事の先生方とお知り合いになれて、推薦を頂けることになった有り難いご縁もあり。入会させて頂きました。
今回、初めて学会に参加させていただき、今まで知らなかった色々な知識を得ることができて、とても楽しかったです。
1日目 ①「超高齢化社会に対応した美しい補綴治療」〜安心・安全で効率的な診療のコツ〜
佐藤裕二先生
日本は現在、超高齢化社会。他国との比較でよりこの現状に危機感を覚えました。
このままの人口減少率で計算すると、1000年後に日本人は100人になってしまう!のが衝撃的でした。
歯周病の高齢者が増加している。歯科医師は適切な義歯管理・修理の技術が求められる。では、義歯をどのように患者様のお口にぴったり合うように調整していくべきか。
基礎からの振り返りと応用を教えて頂きました。
診査に使う材料や、人件費にまで話が及び。今までそのような視点がなかったので、大変勉強になりました。
2日目 ②「健康長寿の支援〜おいしく、楽しく、美しく、接触機能の実力」
植田耕一郎先生
まずリハビリ中の方の汚れがたくさん付いた口腔内写真に驚きました。でも命の危機で、何週間も入院していたら、口腔内清掃どころではないし。こうなってしまう現実を知りました。
でも、このままで良いわけではない。歯科医師が何とかしていかなければ。
私たち歯科医療従事者は、口の中をみる事に何の違和感もない。でもそれは歯科の教育を受けた者だけ。
リハビリテーション医学とは→治らないを認めて、代償的アプローチ、環境改善的アプローチをる。心理的支援。治らないこともあるからこその医療。かかわりの医学。そこに価値観を持つ。
お昼は名古屋名物天むすの美味しいお弁当を頂きながら、ランチョンセミナーを受けました。
2日目午後 ③ 「健口から健倖への道のり〜内科医から見た歯科が誇るべき宝〜」 西田亙先生
一番楽しみにしていた講演です。
・テーマは、口腔ケア音痴民族の日本人をいかに覚醒させるのか?
いかにして医科と国民の心を動かすのか?でした。
・伝えるとはどういうことか。真心とはどういうことか。人の心を動かすのに必要なことは?
人としての生き方の参考になるお話も印象的でした。
・国民の炎症は、歯科医がコントロールする時代へ
《歯周病》
1.歯牙と歯肉の豊富な血管網を介して全身へ播種する。
2.慢性の微小炎症のより歯槽骨は溶け、歯は足場を失う。
3.歯周病に根治なし。生涯にわたる制御が必要。治癒ではない。
・歯科医はお口の中を清め、幸あれと祈祷してもらえる神社と認識せよ
今まであまり意識していなかった炎症の重要性を改めて認識し、歯科の意義を心に刻んだ時間となりました。
④「歯周病は若返りの秘訣」若林健史先生
人は血管と共に老いる。若さと元気をキープするなら、血管からアンチエイジング。
2日間みっちり講演を聞いたので、新しい知識で頭がしびれました(笑)
とても良い学びが得られて、参加してよかったです。
得た学びを佐藤歯科クリニックで皆様に伝え、実践していきます。
埼玉県秩父 しまだ歯科医院 嶋田早苗先生と。
二日間、共に学ばせて頂きました(^_^)