お子さんの睡眠の質は大丈夫？

こんにちは。

佐藤歯科クリニック〜浄心　歯と歯並びのクリニック〜

受付・保育士の山本です。

先日、受付で矯正治療を始めて少したったお子様とお母様と話をしていた時のこと。

寝ている時のお子さんの様子で、「やっぱりうつむけ寝や横向き寝の姿勢が好きで」…と。

「私の子供もマイオブレース治療に数年前に出会い、治療を卒業した先輩ですが、上向きでしっかりと眠れるようになりましたよ。」と話をしたら、「本当ですか？」と、信じられない！といったご様子でした。

お子さんの睡眠の質を考えてみると、”うちの子も当てはまる！”という方は多いのではないでしょうか？

佐藤歯科クリニックでは、歯並びだけを見つめた治療ではなく、お子さんの成長過程での歯並びを悪くしてしまう原因を取り除くための口腔機能のトレーニングにも力を入れています。

それは何故か？

歯並びが悪くなる原因は、口呼吸、舌や唇の癖、誤った離乳食や食事の与え方、姿勢の悪さや指しゃぶり、食いしばりや歯ぎしりでなどの環境要因がほとんどで、遺伝的な要因はほんの数％ともいわれます。（色々なデータがあります）

ですから、矯正治療と並行して　悪くなる原因の改善になる「お口や舌のトレーニング」や「正しい呼吸のトレーニング」をすることによって　歯並びが良くなるだけでなく、良質な睡眠習慣により、体の調子が良くなり日中の集中力があがる。

成長ホルモンもしっかりと分泌されるようになります。

お子さんの毎日寝ている様子をちょっと気にかけて観察してみてください。

先ほどのお子さんのように、横向き寝やうつぶせ寝をしたりするのは、寝ている間に舌が下がり気道が狭くなる事で息苦しくなるために、横向き寝やうつぶせ寝の姿勢をとる方が息をしやすいからなのです。

眠りが浅くむくっと起き上がってまた向きを変えたり、うなされるように寝言を言っていたり…おねしょに悩む親御さんも中にはいるのではないでしょうか？

気道の狭さはアデノイドが大きかったり、おねしょもそれだけが原因ではない事もあり、歯科だけではなく、耳鼻科や医科と連携して治療を進めていかなければならない事もあります。

幼稚園や保育園の年長さんになるとお泊り保育があったりすると思います。

調査をすると夜寝ている間のおねしょを心配してオムツをはかせている子も案外多く、20％くらいいるのも実情です。

なかなか相談しづらく、「小学校行くまでに治るかな？」と親御さんは心配しながら様子を見ていることもあるかもしれません。

おねしょをしてしまう原因は主に2つです。

1：夜のおしっこの量が多いため。それは、成長とともに夜になるとおしっこの量を減らそうとする『抗利尿ホルモン』が脳から分泌されるが、2〜5歳ころは成長段階で分泌リズムが整っていないため。

2：膀胱がまだ小さくおしっこをためられないため。

この2つの原因が重なることもあれば、この原因以外に、睡眠の質が良くない場合や、疲れやストレス、胃腸が弱いなどの体質によっておねしょをしてしまうこともあります。

幼稚園の先生だった頃、幼稚園に子どもを通わせていたママ友から相談されたことがありました。

デリケートな悩みで話しにくいけど、これってうちの子大丈夫かな？と心配になることはたくさんあると思います。

なぜ歯科でおねしょの話なのか？

睡眠の質が原因かもしれないからです。

おねしょを治すための家庭での工夫の中の一つには　生活習慣を整え、眠りの質を高めることで、

寝不足や浅い眠りはおねしょを悪化させる原因になるのです。

ただ、小学生になってもおねしょが続いたら病院で治療をする目安だそうです。

いろいろとお話しましたが、大人になってからの矯正治療ではできない、子どもの間だからこそできる治療があります。

トレーニングを毎日きちんと続けること、装置をしっかりと使うことは大変で親御さんの協力とお子さんの努力なくしては成しえないことですが、我が子が寝苦しそうにしていた頃を思い返し、今ではしっかりと深い眠りで寝ている姿を見ると安心しますし、熟睡できて一日の疲れを取り、健康な様子を見ているとあの時頑張って良かったと思えます。

私事で話が脱線しましたが、お子さんの様子をよく観察しているご家族だからこそ気付くことや心配に思うこともあるかと思います。どんなささいなことでもお気軽にご相談くださいね。

佐藤歯科クリニック

予約電話番号　052-528-3718

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