お子様のためのコラム

赤ちゃんへむし歯菌が移りやすい時期

こんにちは。

名古屋市西区花の木 地下鉄浄心駅5番出口から徒歩3分。駐車場4台完備。

オムツ交換台つきトイレ、保育士による無料託児(要予約)、お子様がオモチャで遊びながら待てるキッズスペース、頑張ったお子様にはガチャガチャのプレゼント  など。

小さなお子様とご一緒でも通いやすい、やさしい歯医者さん。

佐藤歯科クリニック 〜浄心 歯の健康と歯並びのクリニック〜 です。

 

前回の歯の健康コラムで、むし歯菌の感染ルートについてお話しました。

実は、このむし歯菌の感染。

起こりやすい時期があります!!

 

それは赤ちゃんが1歳7ヶ月〜2歳7ヶ月の時期です。

この時期は、乳歯の奥歯が生え始める時期で、赤ちゃんの口の中の細菌が大きく変化する時期なのです。

むし歯の原因となるミュータンス菌やソブリヌス菌は、ツルツルとした鉱物質の表面にくっついて

歯垢(プラーク)をつくります。

そのため歯が生え始めるこの時期、まるで窓を開け放ったようにミュータンス菌やソブリヌス菌が

集中的に感染するのです。《感染の窓》

 

むし歯菌は特定の時期に集中して感染し、この時期は平均的な卒乳の時期と重なります。

授乳は食事に比べると回数が多く、時間が不規則になりがちなので、一般に卒乳が遅れると

むし歯のリスクが上がります。

 

《感染の窓》がいったん閉じると、むし歯菌の感染は少なくなります。

つまり《感染の窓》が開いている時期にお母さんが口の中を清潔に保っていると、赤ちゃんへの

感染を防げますし、その後はずっとむし歯に感染しにくくなります。

 

逆にこの時期にお母さんの口の中にたくさんむし歯菌がいると、ほぼ確実に赤ちゃんに感染してしまいます。

いったん感染してしまうと、どんなに熱心に歯磨きをしてもむし歯菌は簡単にはいなくなりません。

 

この時期のむし歯菌への感染が、お子様の生涯のむし歯のかかりやすさを左右するのです。

 

この記事を読んで、危機感を抱いたお母さんは

ぜひお近くの歯科医院を受診して、検診とクリーニングを受けてください。

そのことが大切なお子様を守ることに繋がります。

 

 

参考文献:0歳からの口腔育成

 

 

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