皆様、お子様の歯並びが気になると思います。

 

ガタガタで生えてきてしまった。

出っ歯になっている。

前歯が逆にかんでいる。　　

 

毎日、多くの方がお子様の歯並びを心配して、佐藤歯科クリニックにご来院下さいます。

 

歯並びを良くするのは、とても素晴らしいことです。

見た目がきれいになれば 気持ちも前向きになるし、評価も良くなりそうです。

 

しかし、１番大事なのは、子供達が”健康である”ということです。

 

皆様のお子様は、ふだんお口をポカンと開けていたり、姿勢が悪かったり、飲み込む時に口の周りの筋肉が動いたりしませんか？

眠っている時も 口を開いていたり、うつ伏せだったり、いびき、歯ぎしりなどしていませんか？

目の下にクマができていたり、日中眠そうだったりしませんか？

 

このような状態は、舌やくちびる・ほっぺの筋肉の強さ・使い方に問題があったり、飲み込みが正しくできていないことによって起こります。

そして１番の問題は、子供達がしっかり呼吸ができないために起こっているのです。

 

呼吸がうまくできなくて、そのつらい息苦しさを代償するために、子供達は無意識に上記のような姿勢や状態をとるのです。

 

歯はくちびる・ほっぺと舌の筋肉のちょうど間に並びます。

顎は舌の力によって正しい方向へ成長します。

 

呼吸・姿勢・飲み込み方・舌・くちびる頬が整っていないと、

その結果として歯並びは乱れてしまうのです。

 

 

日曜日と月曜日。

東京で行われました顎顔面機能矯正（マイオブレース療法,MRC,小児予防矯正）のセミナーに参加させて頂きました。

マイオブレース療法に創生期から携わっておられますオーストラリアでご開業のジョン・フラッター先生より、最新の内容を学ばせて頂きました。

 

お子様の歯並びに不安を感じたら、その背景にある原因に目を向けてください。

そしてその原因を一緒に解決してくれる歯科医院を選んでください。

 

お子様自身も、ご両親も、歯科医院のプロフェッショナル達も。

みんなで力を合わせる必要があるので、決して楽な治療ではありません。

でも、お子様を一番自然な形で健康に導く、素晴らしいプログラムだと思います。

 

最後に大切なことを書きます。

お子様の顎が成長し、小児予防矯正治療に積極的に利用できるのは、１０歳までです。

マイオブレース療法（MRC,小児予防矯正）のプロブラムは２年から３年かかりますので、

６−７歳で初めて頂くのがベストです。

 

お子様の顎の成長を利用して、よりナチュラルに、根本から治療できるのは

長い人生の中で限られた時期だけなのです。

 

そのことをよく理解して頂けましたら幸いです。

 

ジョン・フラッター先生　２日間にわたり、エネルギッシュで学びの多いご講演を、本当にありがとうございました。

 

 

佐藤歯科クリニックでは、小児予防矯正の相談を随時受け付けております。

（無料・要予約）

どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。