先日、いつも大変お世話になっている豊田市の若林歯科様で開催された

口腔育成の院内勉強会に、特別に参加させていただきました。

若林歯科様は６歳からの小児矯正に大変力を入れており、多くの実績がある歯科医院なのですが、６歳以前の幼児の口腔育成にも大変力を入れておられ、勉強を積まれています。

今回、３歳から６歳の子供たちの口腔育成に助けとなる治療について、

外部講師の先生から３時間みっちり学ばせて頂きました。

 

最近は高齢者だけでなく、子供のフレイルが問題になっています。

「フレイル」という言葉をご存知でしょうか？

「フレイル」とは加齢と共に心身の活力（運動機能や認知機能など）が低下する状況のことです。

現代社会で、子供達の外遊びが減り、ゲーム・スマホづけの生活などで、子供達の歩き方や運動機能、落ち着き方が変化してきているというのです。

 

そんな子供達の現状を知った上で、

生まれて最初にする「呼吸と嚥下」にフォーカスし、ここをしっかり成長させることにより、口から子どもの身体を育成していくこと。

その重要性について勉強させて頂きました。

佐藤歯科クリニックでは５−７歳からはマイオブレースを用いた小児予防矯正を行っておりますが、それ以前の年齢の子どもへの対応に苦慮する場面もあります。

今回学ばせて頂いた内容を実践できるように、

引き続き勉強をしていきたいと思いました。

 

貴重な機会を与えてくださいました、米崎先生、美桜先生、谷垣先生、若林歯科の皆様、本当にありがとうございました。