こんにちは。

名古屋市西区花の木にある佐藤歯科クリニック 〜浄心 歯の健康と歯並びのクリニック〜

歯科衛生士の福島です。

 

少し前から話題の「ロイテリ菌」をご存知ですか？

 

ＴＶや雑誌などでも取り上げられ、聞いたことあるという方も多いと思います。

また、気にはなっていたけど、健康ブームでいろいろな情報が飛び交う中、これは本当に効くのだろうか？？？と、思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

人の体には約500種500兆個以上もの多くの菌が生息しているそうです。

菌の量は皆さんの体重のうちの２ｋｇ分にもなるとのことです!!

 

この菌には、人の身体に利益をもたらす「善玉菌」と、

病気の原因や健康トラブルを引き起こす「悪玉菌」、

そして普段はどちらでもないけど優勢な菌に合わせていく「日和見菌（ひよりみきん）」の

3つの種類の菌がいます。

 

人の身体の中では24時間常にこの「善玉菌」と「悪玉菌」の戦いが続けられており、どちらが優勢かでその人の健康状態が左右されているとのことです。

単純に言うと、菌のバランスが「善玉菌」優位であれば健康が保たれ、「悪玉菌」優位であれば、病気になるわけです。

 

その「善玉菌」を積極的に取り込むことで、体内に常在する菌の質やバランスを改善し、代謝や免疫力を高め、病気の予防や治療に役立てる先進医療技術、「バクテリアセラピー（細菌療法）」が、世界各国で採用されています。

そのひとつが、「ロイテリ菌」なのです。

 

「ロイテリ菌」とは、ペルー人女性の母乳から発見された、ヒト由来の乳酸菌で、母乳だけでなく、口腔内や胃腸などにも存在する「善玉菌」です。

 

身体に良いとされる「善玉菌」は数多くありますが、そのほとんどが外から摂取しても生きたまま腸に届かず、体外へ排出されて腸内に定着しづらいのが問題でした。

「ロイテリ菌」は、元々ヒトの体内に存在している菌なので、胃酸や胆汁にも強く、他の「善玉菌」に比べると生命力が強く、胃や腸にも定着しやすいのが特徴です。

 

生きて腸まで届き「ロイテリン」という天然の抗菌物質を作り出して、「悪玉菌」を抑制すると報告されています。

「悪玉菌」の働きを抑える一方で、「善玉菌」に対しては、攻撃を仕掛けることはありません。

 

「ロイテリ菌」は薬ではなく、天然のヒト由来の乳酸菌です。そもそも人間の体内に生息してきた「善玉菌」なので、副作用の心配はなく、子どもも摂取することができます。

乳児から高齢者に至るまで、性別や年代を問わず、健康維持に役立てることができるのが、「ロイテリ菌」の大きなメリットと言えるでしょう。

 

気になる「ロイテリ菌」の主な効果ですが、

①歯周病、虫歯の予防

②口臭予防

③免疫力の強化

④整腸作用

⑤アトピーや花粉症などアレルギー症状の緩和

⑥ピロリ菌の抑制

⑦赤ちゃんの夜泣きの緩和

など、色々な効果が期待できます。

 

基本的にはいつ召し上がっていただいても問題ありませんが、口腔内環境を良好に保つためになるべく効果的な食べるタイミング、ということになりますと、食後の歯磨き後をお薦めしております。

お口の中の歯垢は、実は菌のかたまりです。

歯磨きやマウスウォッシュ、歯科クリーニングなどで「悪玉菌」を減らした後に「善玉菌」を補充して、「悪玉菌」の居場所を失くすことが大切です。

 

なかでも、就寝中は唾液の分泌量が減るため、お口の中が乾燥しがちになり、菌が増えやすいので、歯科医院としては夕食後、歯磨き後の寝る前をお薦めします。

 

まずは、ロイテリ菌が定着するまで、最低１ヶ月毎日摂り続けましょう。定着すれば毎日じゃなくても良いみたいですが、少しずつ減っていき、２ヶ月経つと元の菌質に戻ってしまうので、効果を持続させるには、継続して摂り続けしましょう。

 

当院では、通常の

「ロイテリ菌タブレット(ストロベリー味)」☝️と、

口腔由来のロイテリ菌がプラスされた「プロデンティス(ミント味)」👇

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をご用意しております。

さらにビタミンD入りの新商品も新たに入荷し、ご用意しております)^o^(　⬇️

ビタミンDは骨の合成に必要なので、妊婦さんやお子様に特に摂取して頂きたいです。

 

《ロイテリ菌によるバクテリアセラピー》

ご興味のある方は、スタッフにお声かけ下さい(^ ^)