お子様のためのコラム

「よく噛んで食べることを食事内容から見直しませんか?」

こんにちは!

佐藤歯科クリニック~名古屋市浄心 歯の健康と歯ならびのクリニック~

歯科助手・トリートメントコーディネーター・管理栄養士の宮下です。

 

 

これまでも佐藤歯科クリニックでは”しっかり噛んで食べること”が健全なお口の発達や虫歯予防につながることなどをお伝えしてきましたが、

今回のブログではお口でしっかり噛むことと身体の関係性と、よく噛んで食べる具体的な方法を紹介したいと思います。

 

食べる時に欠かせないものの一つが食べ物の入り口であるお口です。

人間は食べたものをそのままエネルギーにするのではなく、形を変えて体に取り込むという過程を経ています。

これを“消化と吸収”といいます。

 

そして食べたものの形を変える消化には主に2つの方法があります。

1つ目は“物理的消化”といって食べ物をお口の中で噛んだり胃の運動によってすりつぶしたりすることを言います。

2つめは“化学的消化”といって消化液に含まれている消化酵素によってすりつぶされた食べ物をさらに小さく分解することを言います。

この消化のあとに小腸から吸収されて自分の身体に取り込みます。

 

つまりお口でしっかりと噛むこと

”食べ物を吸収しやすいように形を変えるだけでなく、唾液や消化酵素の分泌を促すので胃腸に負担をかけなくて済む”のです!

 

ではしっかりと噛むことが自分のお口だけでなく全身のためにもいいことがお分かりいただけたと思いますが、具体的にしっかり噛むためにどうすればよいのでしょうか?

よく耳にする「一口につき30回噛む」、「食材を大きめに切る」などももちろん良い方法ですが、このブログタイトルにもある食事内容から見直すということについてお伝えしたいと思います。

 

みなさんは「おかあさんはやすめ」というフレーズを聞いたことはありますか?

これは 

ムライス

レーライス

イスクリーム

サンドイッチ

ンバーグ

きそば

パゲッティ

だまやき(ん類)の頭文字をとったものです。

 

これらは子どもに人気なメニューばかりですが、よく噛まなくても飲み込めたり1品で済ましたりすることができてしまいます。

これらばかりを食べてしまうのは、しっかり噛まないだけでなく、栄養バランスも偏ってしまいます。

 

では次に「まごわやさしい」は何の食べ物の頭文字をとったフレーズだと思いますか?

これは 

かめ

さい

かな

いたけ

も です。

これらの食材は食物繊維が含まれていたり、噛み応えがあるためしっかり噛むことができたりする食品です。

さらに自分の身体をつくるタンパク質(まめ、さかな)や歯の形成に必要なビタミンD(しいたけ・きのこ類)を摂ることができます。

まずは「おかあさんはやすめ」の食事をした次の日は「まごわやさしい」の食品を取り入れる

くらいのペースで、お口と全身の健康のために毎日の食事をしっかり噛んで楽しんでみてください♫

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

これからも管理栄養士の私が、お口と栄養の関係を皆様にわかりやすくお伝えしていきます✨

佐藤歯科クリニックにご来院された時に、ブログの感想などをお聞かせ頂けましたら嬉しいです♬(^ ^)♬

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