6月も残すところ1週間ちょっととなりましたね。
驚くことに2019年も、半分が終わろうとしています。

今月は「歯と口の健康週間」がありましたね^^
各地域で、無料の歯科検診やイベントが行われたり
この時期、学校からお子さんの歯科検診の結果が配られたりと
みなさんそれぞれ、『歯と口の健康』を見直す
良い機会となったのではないでしょうか。

私事ですが…今月、80歳を迎える祖母が
11月に『8020』で表彰される事になりました＼^^／

※8020運動…80歳で自分の歯を20本以上残そうという運動。
3年前には祖父も、同じく8020で表彰され
この度 夫婦揃っての8020達成です！！

2人とも、20本どころか…1本たりとも自分の歯を失わず、祖父にいたっては親知らずまでしっかり生えているそうです(笑)

歯科に携わる私にとって、本当に自慢の祖父母です！
歯の健康と、全身の健康は繋がっているとよく言いますが
まさしくそれを証明してくれている元気な2人です。

55〜74歳の男女シニア世代1000人を対象に行った興味深い調査があります。

健康に関することで後悔していることは？というアンケートの結果、

暴飲暴食をしなければよかった、スポーツなどで体を鍛えればよかった、日頃からよく歩けばよかった、などがあがるなか、栄えある第1位はなんと…

『歯の定期検診を受ければよかった』だったそうです。

まさに後悔先に立たず…

失ってから初めて歯の大切さに気づくのです。

しかし、みなさんにはそうなって欲しくないのです！ 

歯を失えば、当然 食の楽しみも半減し、いずれは全身の健康にも大きく影響してきます。
歯に限ったことではないですが、定期的に検診を受けていれば、たとえ問題が見つかっても手遅れということはまずないでしょう。

痛くなってから歯医者に駆け込んだ場合は、すでに病気が進行し、場合によっては抜歯しか治療方法がないこともあります。
定期的に歯のメンテナンスを受けていた人と
何かあったら歯科に行く、という人では80歳代での
残存歯数(残っている歯の数)に大きな差があると言われております。その差はなんと２０本以上！！！

 

残存歯数が0〜4本の人と、20本以上自分の歯が残っている人を比較すると
年間の医療費が1.5倍も違う、というデータもあります。
いかに歯の健康が 全身の健康に影響しているかが分かりますね。

この度 8020を達成したわたしの祖母も
『何十年も欠かさず、3ヶ月に１回のメンテナンスに
行っていたおかげねっ(^^)』と言っておりました。

歯科からしばらく遠のいてしまっている方も…
まずはぜひ、勇気を出して一歩踏み出してみましょう！