みなさんこんにちは!
佐藤歯科クリニック~浄心 歯の健康と歯並びのクリニック~
歯科助手・管理栄養士の宮下です。
先日離乳食教室をリニューアルして開催しました!
6か月の赤ちゃん親子2組とご見学の管理栄養士の方2名にご参加いただきました。
この日は離乳初期の回で、歯科の視点から見た「よく噛んで食べられる子」に育てるための離乳食の目的や始めるタイミング、
離乳食の進め方、離乳初期に取り組んでいただきたいことを 実習もまじえてお伝えしました。
次回の離乳食教室は
7月12日(火)11:45~ 離乳初期
8月9日 (火)11:45~ 離乳中期
9月13日(火)11:45~ 離乳後期・完了期 となっております。
3回コースでのご参加をおススメしております。先着4組のご予約制ですのでお電話や受付にてご予約お待ちしております。
また、別の日には管理栄養士の田中美智子先生から「子どもの食と栄養」をテーマに
離乳期からの全身と咀嚼機能の発達と食事の進め方とその支援方法について学ばせていただきました。
お子さんがよく嚙まずに食べていたり、丸飲みしていたりする と悩まれている声を聞きます。
近年軟らかい食品が増え、テレビなどでも「フワフワで美味しい」というワードを耳にすることがあり、硬いものを噛むことが少なくなっているとみなさんも感じられると思います。
よく噛むためには歯の本数はもちろんですが、お口が閉じられることや舌を動かして食べ物を運べること、正しい姿勢をキープするための体幹が必要となります。
今回のブログのタイトルにもありますが、「噛めない」と「噛まない」では原因やアプローチ方法が変わってきます。
「噛めない」場合は噛むための機能(奥歯が生えていない、舌を動かせないなど)がまだないということになるため、固い食品はもちろんですが食べにくい食品(ペラペラした葉物野菜や弾力性のあるものなど)を与えてないか確認したり、食べやすいように調理したりする必要があります。
「噛まない」場合は噛む機能はあるのに噛む意欲がないということになります。
この場合は食事をするときの環境が関係してくるため、テレビやタブレットなどで動画を見ながら食事していないか、正しい姿勢で食べられる高さの机とイスを用意できているか、お茶やお水で食べ物を流し込んでいないか、食事時間を含めた生活リズムが整っているか、お子さんが食事に対して不安を感じていないか(早く食べるように急かしていないか)などを確認する必要があります。
噛む力が育たないと、食べられる食品に偏りが生じ体調不良や生活習慣病につながったり、食べるのに時間がかかったり、顎が十分に発達しないため、歯並びが悪くなったり鼻がつまりやすくなったり、睡眠の質が落ちたりします。
食べるという行為はお口だけではなく全身を使っています。また上手に食べられるようになるためには必ず練習する必要があります。
ぜひこの機会にお子さんの「食べる」を見直してみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました😊
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