こんにちは。
佐藤歯科クリニック 副院長の佐藤真由子です。
皆様、オーソモレキュラーという言葉をご存知ですか?
私はつい最近まで、聞いた事もありませんでした。
オーソモレキュラー療法(orthomolecular medicine)は、我が国では「栄養療法」「分子栄養学」「分子整合栄養医学」とも称され、栄養素ーーー適切な食事やサプリメント・点滴・糖質コントロールを用いて、私たちの身体を構成する約60兆個の細胞の働きを向上させて、様々な病気を治す療法です。
海外では1960年代より、精神疾患領域の治療として応用され始め、今ではその応用範囲はほぼすべての医療分野に及ぶまでになりました。
こんにち我が国においても多くの医師がこれを学び、全国の医療期間(約1,200施設)において、オーソモレキュラー療法が日常診療に取り入れられ、そして素晴らしい成果が着実に上がっています。
・・・との事です。
なんの事やら、まだよくわからないですね??
私はかねてより、口腔内の健康から全身の健康を守りたい!もっと健康にしていきたい!と考えていて、そのためには摂取する食物がキーワードとなるだろう。栄養の勉強をしたい!!とずっと思っていました。
その事を友人である岡山県倉敷市マーメイド歯科院長 大村直幹先生にご相談したところ、オーソモレキュラー療法の存在を教えて頂き、今年7月からweb講座で学び始め、先日 初めてセミナーを受講して参りました。
まだ学び始めたばかりで、知識の浅い私が申せる事ではないのですが。セミナーを受講して感じたのは、健康で長生きする(平均寿命と健康寿命の差を縮める)ためには口腔内を健康に保つことが必須である事、治療主体の医科よりも歯科は上流に位置する(医学の上流に位置する歯学。メタボリックシンドロームなどの生活習慣病の発生をさかのぼると、栄養摂取に関わる咀嚼や咬合機能、そして重要な口腔内細菌の影響へとたどり着く。)事を深く認識しました。
当院の理念でもある、口腔内のメインテナンスをしっかり行う事が、それぞれの方の生活習慣をより良く変化させ、それが健康寿命、個人の幸せ、充実した人生に繋がっていくのだと改めて実感しました。
オーソモレキュラー療法はその考えを土台に、各種栄養の意味、体内での働き方、欠乏した場合に生じる反応・症状、効果的な摂取法、血液検査の読み取り方などデータ解析を勉強し、より具体的に患者様を健康に導く方法なのかなあと感じました、
とても興味深くて、もっともっと勉強したいです。学びを深めて佐藤歯科クリニックに来てくださる方々に良いアドバイスができるようになりたいと思います。
セミナーでたくさんの事を学びましたので、その情報を随時アップしていきます。どうぞご期待下さい。
一番感じた事は、まず自らの栄養状態を分析し、食事を見直そう、サプリメントを取り入れよう・・・という事でした。
なかなか道は険しそうです^^;