こんにちは、衛生士の岡本です。
久しぶりにブログを書きますね。
昨年9月に出産を終え、産休・育休をいただいておりました。
この度、4月末より職場復帰させていただきました。
しばらく仕事から離れていて不安もありましたが、久しぶりにお会いする患者様から
『復帰したんだねー!』や
『おかえりー!待ってたよー!』などと
温かいお言葉を頂戴し、感動の日々を過ごしております。
ここ数ヶ月、親子で一生懸命取り組んでいたのがコップ飲み練習と、かじりとり食べです。
今日はコップ飲みについてお話させてください。
我が家は、6ヶ月になる前ぐらいから離乳食を始めたのですが、そのときに同時に『コップ飲み』の練習もスタートしました。
ストロー飲みとコップ飲み どちらが先か。
(ストロー7ヶ月から、コップ8ヶ月からと記載)
ですが、お口育ち・歯並びの事を考えると 先に『コップ飲み』の練習をたくさんしていただきたいです。
なぜなら、『乳児嚥下』という飲み込み方をしていた赤ちゃんは、ちょうど離乳食期に『成人嚥下』という飲み込み方の基本を習得していきます。
●乳児嚥下の特徴●
①口(唇)は開いたまま
②舌が前方に突出する(舌の中心はくぼんでいる)
③口の周りの筋肉が収縮する
●成人嚥下の特徴●
①口(唇)は閉じている
②舌は上顎に押し付ける(前方へは出ない)
➂歯は軽く噛んでいる
まだ成人嚥下への切り替えがしっかり出来ていない0歳の離乳時期にストロー飲みをしていると、乳児嚥下が残りやすくなってしまう、と考えられているのです。
また、ストロー飲みはお口の周りの筋肉を収縮させて飲む為、顎の成長を妨げるような筋肉の使い方になってしまうので、歯が並ぶスペースが狭くなってしまい 歯並びにも影響してくるとも考えられています。
その為、赤ちゃんが座れるようになる7・8ヶ月ごろから、まずはコップ飲みの練習から始めてみると良いですよ(^^)
始めは、おちょこなどの小さなコップを使ったり、オススメはこのベビーカップ。
我が家も始めは小さなおちょこからスタートしました。
最初はすごい舌が前に出てくる様子で、おちょこが舌で押し返されたり…もちろん首元やテーブルは毎回お茶でビタビタに💦笑
根気よく毎日続ける事が大切で、途中親の私がくじけそうになったりもしましたが・・・
その頃から使いだしたのがこちらのカップ。
360度どこからでも飲む事ができ、かたむけても中の飲み物がこぼれてくることはありません。
では、どのようにして飲むのか?
赤ちゃんがカップの縁を唇ではさんで、しっかり上唇をおろしてすすり、飲み物の量をコントロールしていくのは、なかなか難しそう💦
ちなみに…ストロー飲みの練習の為のグッズもあります。
蓋を押すと勝手にストローから飲み物が出てくるようです。我が家は一度もストロー飲みの練習をしていませんが、試しにストローで飲ませてみたら1日で飲めるようになっていました。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
これからもよろしくお願い致します☺️