こんにちは。
名古屋市西区花の木にある「佐藤歯科クリニック 〜浄心 歯の健康と歯並びのクリニック〜」
歯科衛生士の福島です。
本格的な夏が到来し、暑い日が続きますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今年の夏は 新型コロナ感染症の流行に伴い、いつもと違う夏をお過ごしの方も多いと思います。
このタイミングで普段の生活や健康について考えるいい機会かもしれません。
お口の中の2大病である《むし歯》や《歯周病》は、さまざまな細菌が関わり合いながら、環境の変化によって起こる疾患と考えられています。
むし歯や歯周病の病原菌には、ほとんどの人が感染しており、お口の中にそれらの菌が全く存在していない人はいない!といっても過言ではありません。
では、むし歯や歯周病になる人と、なりにくい人との差はどこにあるのでしょうか?
むし歯や歯周病は、毎日の生活習慣によって発症したり進行したりすることがあり、普段の生活習慣を改善することで、むし歯や歯周病をある程度予防することが出来ます。
つまり、《むし歯》や《歯周病》は生活習慣病でもあるといえるのです。
□偏った食生活・・・栄養のバランスが悪い、糖分の過剰摂取など
□喫煙・・・血液循環の障害など
□ストレスがある・・・精神的ストレスによる身体の抵抗力・免疫力の低下
□睡眠不足・・・生活リズムの乱れ、体力・免疫力の低下
□運動不足・・・メタボリックシンドローム、体力・免疫力の低下
□深酒・・・生活リズムの乱れなど(適度な飲酒であれば大きな問題はない)
□間食が多い・・・ダラダラ食べやつまみ食いが多い
□歯ぎしりやくいしばりがある・・・歯への過剰負担
□口呼吸・・・唾液の減少や菌の増殖
□早食い・・・あまり噛まない、流し込み食べなど
あてはまるものはありましたか?
これらの生活習慣の乱れは、1つでもあれば、少なからずお口の中に影響し、むし歯や歯周病のリスクを高めます。
近年、社会の24時間化が進み、深夜であっても買物や外食をし、テレビやインターネットなどを1日中利用することができるようになっています。
その影響で、生活リズムの乱れがおこり、不眠症など健康障害の原因となっています。
夜型の生活習慣が、肥満や生活習慣病などにつながることが報告されています。
それは、大人だけでなく、お子さんの生活習慣にも影響しているように思います。
現代では、以前に比べ夜型のお子さんが増えているのではないでしょうか。
ある研究では、年少児ほど、夜型の生活習慣の影響が大きく、睡眠や食事などの生活習慣の乱れが、体の機能にみられる約24時間周期のリズムに及ぼす影響が大きいこと考えられるともいわれています。
例えば、夜型の生活習慣をもつ子は、夜遅くに食事や間食をします。
夜間は唾液が減少し防御機構が弱まるため、細菌が増え、むし歯の発生や進行のリスクが高まる可能性があるのです。
従来から経験的には夜更かしをすることや、夜遅くに食べることが健康を害するとは言われてきましたが、この研究では、むし歯も促進することが明らかになりました。
つまり、「早寝早起き」が、むし歯予防に良い影響を与えます。
規則正しい生活、バランスの取れた食事や食べ方、適度な運動は、全身の健康のみでなく、お口の健康にも役立ち、それは大人のみならず、子どものころから習慣づけることが大切です。
今一度、現在の生活習慣を見直してみましょう。
もちろん、むし歯や歯周病には感染症の側面もありますから、しっかりと効果的な歯みがきを行い、お口の中の病原菌を減らすことは、必要不可欠です。
定期検診を受け、歯みがき方法をチェックし、プロのクリーニングを受けましょう。
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日本人の歯科医院への定期受診率は、欧米諸国に比べるとかなり低いです。
痛くなってからやっと歯科医院を受診し、痛みが取れたら来院をやめる事を繰り返していると、歯を失うリスクが増します。
自分の口の中の状態を把握してくれるホームドクターを持ちましょう。
そして正しい知識を自分の中に蓄積し、予防を行っていきましょう。
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名古屋市西区の歯医者さん:佐藤歯科クリニック
初診はWebから24時間予約可能です。
予防が1番。自分も家族も、大切な人には健康でいて欲しい。周りを思いやる心。お口は健康の入り口。お口の中の健康から、全身の健康を。